市況振り返り 2021/04/22 (-0.92%)
$4,134.980 -38.44 (-0.92%)
振り返り
テクニカル分析(MACD)によるトレンドサイン
上昇トレンドから下降トレンドに切り替わったサインが出ている。
ちわひコメント
今日はよい決算が多くあったにも関わらず軟調なスタートとなった。
利益確定の圧力が目につくということは株高による市場の警戒感は根強いのだろう。
トレンドサインも下降トレンドへの転換点を迎えたので、そろそろ上値が重くなってきているのかもしれない。
バイデン大統領が、富裕層に対するキャピタルゲイン税率を現行の20%から39.6%に引き上げる提案を準備中との報道
このニュースで株価は急落したが、もしこれが実現するなら、経済全体が大きく変わるほどのインパクトになりうる。
とは言え、まだ提案を準備中というレベルの情報であるし、まず富裕層の強い反発が予想され、実現の可能性は低いと見る。
またもし実現したとしても株式市場の他によりよい投資先があるわけでもないので、株価が下げる本質的な原因にならない。
(キャピタルゲインに重税が課せられるならインカムゲインの割合が大きい債券や不動産の方が「よりよい投資先」と言えるかもしれないが、利回りの点で株式が買っている可能性もある)
市場の株高への警戒感が浮き彫りになった。大きく下がることはないもののしばらくは上値が重く、株価は大きな変化がないと予想。
参考
野村證券のこのページを参考にしています。
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