SMBC信託銀行 ウィークリーレポート 2021/02/22
サマリー
- 個人消費拡大の期待が高い。
1月の小売売上高は市場予想を大きく上回った。
1月に米国民への現金給付 600ドル。
追加経済対策で更に現金給付1,400ドルの見込み。
ワクチン普及。 - 2月の米PMI速報値が上昇、企業の購買活動も活発に。
- 注目度の高い米経済指標の発表はない。
「決め手に欠けるなか、一進一退か」 - 米労働市場の回復が停滞。
- 米国金利上昇に対する警戒感拭えず。
23日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言に注目が集まる。
金利上昇は見合わせる公算が大きい。
ちわひ今週の予想
各経済指標から見える足元の実体経済は概ね良好。
相場の基盤心理は悪くない。
先週の下落分の調整も入り、今週は微増がベースとなるだろう。
ただ、金利上昇への警戒感が根強く、 10年米国債の利回りに敏感に反応する。とはいえそれでも値動きは小幅。
23日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言は、金利据え置きと発表する可能性が高いので、そのときに大きめに上昇する。
今週2/22-2/26はうろうろするが微増ベース。23日には大きめに上げる。
参考
SMBC信託銀行のこのレポートを参考にしています。
毎週月曜日に更新され、その週の見通しを見ることができます。
(固定URLで内容が最新のPDFファイルに更新され、古い内容は消えていきます)
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/pdf/weekly.pdf
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