SMBC信託銀行 ウィークリーレポート 2021/03/22
サマリー
- FRBの景気支援に対するスタンスは変更なし。
- 2月の経済指標の不調は寒波による季節的なもので3月には回復する。
- 3月以降はバイデン政権の追加経済対策が個人消費の押し上げにつながる見込み。
- FOMC(米連邦公開市場委員会)では金融政策の現状維持が決定。
- FRBのパウエル議長は「必要な限り景気支援策を継続する」と改めて表明。
- 今週も米金利の動向次第となりそう。
- 米連邦準備理事会(FRB)当局者の講演が多数予定されている。
- 米金利は引き続き不安定な展開が継続か。
- 米金利の落ち着く兆しが確認された場合、株価は戻りを試す可能性あり。
ちわひ今週の予想
悪くない経済指標、政府の追加経済支援、FOMCとFRBも景気対策を約束。
ただ、高官の講演が多数あるということは、先々週のように金利と株価が発言内容が
大きくな影響を与える局面があるかもしれない。
ただ、金利の株価への影響が小さくなってきているので、週全体としては小幅な動き。
ただし、講演内容に敏感に反応して大きく下げる日があるかもしれない。
だが、2月の経済指標が振るわなかったこともあり、景気上昇に水を指すような発言はないと楽観する。
今週3/22-3/26は小幅な動きで大きな変化はないと予想。
参考
SMBC信託銀行のこのレポートを参考にしています。
毎週月曜日に更新され、その週の見通しを見ることができます。
(固定URLで内容が最新のPDFファイルに更新され、古い内容は消えていきます)
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/pdf/weekly.pdf
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