SMBC信託銀行 ウィークリーレポート 2021/03/08
サマリー
- 株価は米金利動向をにらんだ展開となる見込み。
- 債券市場(米金利動向)は不安定な展開が継続する見込み。
- 米金利が一段と上昇すれば、株価が下値余地を試す展開となる可能性がある。
- 米物価関連指標が市場予想を上回った場合、物価上昇率の加速が意識される可能性がある。
- 追加経済対策法は週央にかけて、下院で修正法案が再可決される公算が大きく、株価を支える材料になろう。一方で利回り上昇圧力が強まる事態も想定される。
現在株価が最も大きい影響を受けているのは米金利の動向だ。
政策金利ではなく、10年債利回りと物価上昇(インフレ)が注目要素だ。
一般的に適度なインフレは景気回復に役立つが、現時点では時期尚早として歓迎されていない。
また、追加経済対策も、経済にはいい影響があろうが、市中にお金が増え、インフレを招く点が懸念されている。
ちわひ今週の予想
今週3/8-3/12は先週に引き続き10年債利回りの上昇とインフレ懸念が重しとなり、低調となる。
参考
SMBC信託銀行のこのレポートを参考にしています。
毎週月曜日に更新され、その週の見通しを見ることができます。
(固定URLで内容が最新のPDFファイルに更新され、古い内容は消えていきます)
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/pdf/weekly.pdf
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