NY株式市場ウォッチ by ちわひ

アメリカ在住の「ちわひ」による、読めばニューヨーク株式市場の相場感覚が身につくブログです。

貯金は最低限

貯金は安心

気持ちはとてもわかります。

生活費の3ヶ月から半年分の貯蓄があれば安心だ、とよく言われています。

例えば私は自分のメインバンクに200万円もの貯金があれば、安心します。

子供の入学金だの、歯の治療代だの、思いがけないイレギュラーな出費にも十分対応できます。

実際の私の貯蓄額

理想は200万円ほどあれば嬉しいですが、実際私の貯金額はどうなのか。

10〜70万円の間をウロウロしています。

これを書いている今は給料日前で、残高は10万円を切っています。

48歳の家庭持ちのメインバンクの残高が10万円以下なんて、自分でも笑っちゃいます。

それでも大丈夫な理由

メインバンクにはこれだけしかないですが、実は別のところにお金はあります。

WealthNaviです。

WealthNaviはロボアドバイザー投資と呼ばれるもので、非常にお手軽に投資ができます。

詳しくは各自調べていただければと思いますが、私はここに228万円ほどの資産を持っています。

もう3年ほどやっていて、228万円のうち51万円は含み益です。

これがとある日の実際の状況です。

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最近は株高が続いていて含み益がどんどん膨らんでいるのがわかります。

過去に二度ほど元本割れをしている時期がありますが、含み益がここまで大きくなれば、今後少々マイナスになっても元本には傷がつかないでしょう。

WealthNaviを貯金の代わりに使う

WealthNaviから現金を引き出すには3営業日かかります。

これが唯一注意すべき点でしょうか。

ですが、私の生活パターンにおいて、3営業日以内なんてそんな急に大きなお金を必要とするようなことはまずありません。

万が一そういう場面があったとしても、クレジットカードを使って支払い、クレジットカードの返済時までにWealthNaviから引き落としされる銀行にお金を移しておけば問題ありません。

このようにして、銀行預金という意味での貯金は最低限にしておき、もしものときのお金はWealthNaviに入れておくと、無駄なく投資活動ができます。

税金に関して

「特定口座」という設定にしておくと、税金の計算をする必要はありません。

損得を相殺できないというデメリットがありますが、それほど頻繁に引き出さない(私の場合は一年に一度程度)ので、気にする必要はないと思います。

私はすべての投資を長期投資でやっていますので、働き盛りで稼ぎ盛りの今は金融資産を買うことはあっても売ることは非常にまれです。

iDecoや NISAは?

知識豊富な方はWealthNaviの代わりにiDecoやNISAを使えばより投資効率が上がるのでは?

とお思いの方もいるかも知れません。

まずiDecoですが、私は経済的余裕がなくiDecoまでは手が伸びていません。

それにiDecoは60歳になるまで引き出せないので、この、「もしものときの貯蓄の代わり」としては使えません。

積立NISAはやっていますが、こちらは引き出しは可能ではあるものの長期保有をするつもりなので、触らないようにしています。

貯蓄せずに投資しよう

「もしものときのための貯蓄(銀行預金)」は生活費1ヶ月分もあれば十分です。

毎月の収支を把握しているなら、大体はそれで十分だということがわかると思います。

銀行の金利が0.01%なんていう馬鹿らしい状態なので、それ以上は貯金代わりにWealthNaviに投資しておくのがおすすめです。

 

下に紹介するデジタル書籍では、そういう賢者になるための方法を解説しています。

商品ページでは1/3ほど試し読みができますのでぜひお試しください。